愛知トリアンナーレ 大村知事が守りたかったのは旧統一教会の従軍慰安婦!
大村知事が、2919年10月国際会議場(愛知県常滑市)で開催された旧統一教会(世界平和統一家庭連合)以下家庭連合のイベントに送った祝電が書き換えられていた問題で、大村知事が抗議をして家庭連合側が謝罪したというニュースが流れている。
愛知県知事「極めて不愉快、極めて遺憾」…旧統一教会の集会に送った祝電「韓総裁の賛美」に教団側が改ざん
大村氏は衆議院議員時代、自民党内では独特のスタンスと貫いていた。
橋本派でありながら、小泉純一郎を指示したりして、その理念の熱さを感じた人も少なくない。
しかし、大村氏は議員時代に、鈴木宗男氏からムネオマネー1100万円を受け取っているのである。鈴木宗男といえば、斡旋収賄で逮捕された元衆議院議員であり、現在維新の会の参議院議員である。
【02.06.21】鈴木議員逮捕で問われる 「ムネオ・マネー」を受け取った政治家
以上の事から、大村氏はお金でどちらにも転がっていく政治家と捉えた方がいい。
その事を考慮しながら、今回の祝電問題について考えて見る。
大村氏の話から、祝電を依頼したのは禰宜田碧南市長とのこと。実は禰宜田氏は合同結婚式で結婚した信者である。彼が初めて市長選に立候補したとき、霊感商法対策弁護士連絡会から公開質問状が届いているのである。その事は中日新聞でも小さく取り上げられたが、大きな問題とは成らず現在第四期目となっている。
2008年3月31日(月)「しんぶん赤旗」
愛知・碧南市長候補の禰宜田氏 統一協会で集団結婚 全国弁連が公開質問状
大村氏と禰宜田氏のつながりは、大村氏は衆議院選挙では愛知13区(碧南市を含む)からの出馬であり、禰宜田氏と重なる。もう一つのつながりは韓国人脈である。
大村氏は、愛知の産業で盛んなパチンコ業界(在日)の支援を受けている。禰宜田氏はもろに韓国家庭連合である。その意味で、この二人の関係はズブズブと言って良いだろう。すなわち、選挙となれば、彼らの支援ぬきには、戦えない政治家なのだ。
さて本題に入ろう。
ご存知のように愛知トリアンナーレ2019においては、従軍慰安婦像のモニュメントの展示を大村氏が許可したことにより、河村名古屋市長とは決定的に袂を分かつ事態となったばかりか、自民党・政府とも大きく対立を深めたのだ。彼は憲法に保障された「表現の自由」をもって正論を張り、世論は真っ二つ。
しかし、今回の大村知事の韓鶴子への祝電騒動で、彼の祝電が、彼の言う単なる社交辞令だとは思えないのだ。
彼が本当に「表現の自由」で従軍慰安婦像を守ろうとしたのか、疑問に思うようになった。
なぜならば、家庭連合は従軍慰安婦問題では、ソウルの国会議事堂前で、韓国に嫁いだ日本人女性を集めて謝罪の集会を開くほどこの問題についての立場ははっきりしている。
愛知トリアンナーレでの「表現の自由」をもって慰安婦像を守ろうとした態度は、家庭連合側からみれば100点満点なのだ。
彼が愛知トリアンナーレで守りたかったのは、「表現の自由」ではなく、家庭連合の歴史観だったと考えれば、私が彼に抱いていた違和感は、すべてクリアー出来るのだ。
実は常滑市で開催されたこのイベントは、4万人の信者の動員が課せられていたのだが、達成できていなかったのだ。
しかも、来賓としてあてにしていた大村知事は直前に辞退となったようで、韓鶴子は怒り心頭!
彼女は、終日にこりともしなかったとのこと。
大村知事の今ごろになって、祝辞の内容が違うっていうのは、後出しじゃんけん。
家庭連合としては、大村知事を潰すわけにはいかないのだ。
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